患者様の声

※患者さまの写真につきましては、ご本人の了承を得て掲載しております。

松田佳代子様からの声

2013年11月21日 石部基実先生に執刀していただき右の人工股関節置換術を受けました。 それから5か月後にはテニスのダブルスの試合に出場しコートの中を自由に走り回れる「今」の私を知っていただきたくここに術前術後の様子を書かせていただくことになりました。

痛み~手術を受けるに至った経緯

2000年くらいよりテニスを始め2005年からはほぼ毎日テニスをする生活に・・・。2009年の夏に右足に違和感を覚え、大阪の整形外科で「臼蓋形成不全による変形性股関節症」と診断されました。その時はまだ軟骨も少し減った程度で大腿骨も少しの変形であったので、人工股関節への手術は考えていなかったけれど、ネットで検索をしてなにやら北海道に神の手を持つ医師がいるらしい...ということだけは頭の中にインプットしていました。2011年には右の股関節の軟骨がなくなった状態だと診断されました。

普通の道も歩けなくなったり寝返りも打てなくなったり、しかしながらテニスコートの中だけは走れるという矛盾した生活を送る中(ゲームが終わった後は足を引きずっていましたがアドレナリンってすごいんですよ・笑)、痛いけれどまだコートの中では走れている、まだ手術の時期ではないはずだけれど、北海道の先生に診てもらって、もう少し先の手術でいいですね...と言ってもらえたらまたテニス頑張れるはず・・・と。今思えばめちゃくちゃ安易な考えで、観光気分で夫と北海道へと飛んだのが2013年7月の出来事でした

レントゲンを撮り診察室に入ると石部先生は優しいお顔でしたが、目が鋭く光り「変形性股関節症の末期状態です。すぐの手術を勧めます」と言われました。「まっきぃぃ?まっきって末期?末期って最終段階?」頭がくらくらする位の衝撃でした。テニスコートでは走れていて男性相手にだって打ち勝てる時もあるのに・・・?石部先生は手術を受けるかどうかは患者自身が決めることだけれども、このままほっておいて良くなることはなく、悪くなっていく一方なので手術を勧めるということ、ジミー・コナーズは両側に人工股関節を入れて6週間でテニスに復帰したこと、これからもテニスは自己責任においてだけれどしても構わないということ、などなど丁寧に優しく、とても怖いくらいはっきりと今の私の状況を説明してくださいました。

それでも決心がつかず大阪に帰ってきてから手術をお願いすることにしたのですが、決め手は石部先生のお言葉です。「松田さんは今後どういった生活を望まれていますか?」。もちろん私はテニスをしていたいこと、それだけでなく試合に出て勝っていきたいと話をしました。そのあとで前述のような説明をしてくださったのですが、この先生なら人工股関節になっても私の願いをかなえてくれると思ったのです。ただ痛みが取れたらいいでしょう・・という考え方だってあると思うのですが。その後の生活の希望まで聞いてくださった石部先生にお任せしようと思いました。

秋の大会に出てからの手術を・・・という希望で11月の末の手術となりました。

入院中

手術時間は40分という短い時間でしたが、のちにテレビで石部先生の術前にかける時間と手術前の精神統一の様子を見させていただいたときに、本当にこの先生は「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」を実践なさっていると実感いたしました。ありがたいことです。のちの話ですが、術後5か月の時に出たテニスの大会で104組の中でベスト16に残りました。本当は優勝をして先生にご報告をしたかったのですが、先生は「わがことのように嬉しく思います」とお返事を下さいました。

術後一日目からリハビリが始まるのですが、小笠原クリニックの理学療法士の先生に、「二年ここにいますが術後一日で一本杖フリーの許可が出た人は2人目でそれもかなり久々の登場」だと褒めて頂けるくらい順調に進みました。私はなんでも早くにできたけれど、皆さんも10日で杖ついて退院されていきます。このままいけば走って帰れるのではないかと思った私は浅はかでした。結局ゴールは一緒でした。リハビリは午前と午後の一日二回、手術後すぐから股関節の痛みはなくなります。しかし、今までかばって歩いていて筋肉が縮こまっているのでそれが伸びる痛み・・・。筋肉痛と一言では言えないような痛みが大変でしたが、リハビリの先生方が一生懸命伸ばしてくれると一日ごとに回復していくのがわかりました。

術前の貯血も時入院の間も、石部基実クリニック・小笠原クリニック札幌病院の看護師そしてスタッフの方みなさんとても親切で快適な入院ライフを過ごすことができました。先生の「退院を許可します」という言葉はとてもとても嬉しいものでしたが、理学療法士・看護師・事務の方そして先生方が総勢10人くらいで病室に来られて歩行チェックがあるのですがあの人数の中で歩くのはとても緊張しました。

退院後~術後半年

毎日の筋トレ・・・、これが地味だけれど結構きつく、術後二ヶ月過ぎまで毎日どこかが筋肉痛になりました。でも本当に股関節の特有の痛みは全くありません。先生には最初の検診までテニスコートには立たないようにと言われていたのですが、動かなかったらできるんじゃないかな・・・と術後二週間とちょっとでその場でボレーやストロークなど始めてしまいました。自分でも横の筋肉が心もとなく、ねじらない様に...脱臼だけはしないように・・と気を付けていたつもりです。車の運転もそのころに始めましたし、杖も二週間経った頃にはなくしてしまうことが多かったです。傷を下にして寝返りは打てても真下にして(横向きで)寝ると痛かったのが、痛みがなくなってきたのは術後3週から4週でした。ある日「あ・・・中の骨からそいだ筋肉が骨についた」って思った日もありました。もちろん見えるわけでもないし、そんな突然つくわけでないので感覚だけど、「これからどんどん力入る」って確信できたのです。ワンステージクリア♪と思えたのは、ちょうど4週から5週にかけてのある日でした。朝起きてすぐは力が入らないでまた戻ったか・・・と凹む日々もありました。

それからは日にち薬といった言葉は本当でどんどん動きもスムースになっていきましたが、お尻に力を入れて踵から前に出して股関節をきちんと踵に乗せて前に歩く、ということにすごく意識をして努力も致しました。

これから手術を受ける人・迷っている人へ

手術のあとの使い方によって再置換の危険性もあるから大事にせよという考えもあると思います。私はせっかく新しい股関節をいただいたのだから、「今」しかできないことを「今」楽しむという気持ちで毎日を過ごしていきたいと思っています。私のしていることは無謀かもしれません。しかし、手術を受けてこんな毎日を過ごしている人もいるということを知っていただきたいと思います。痛みのない生活は明るく素敵ですよ。できないことが一時増えて落ち込むこともありますがそれもすぐに治ります。

http://kakoron.blog.fc2.com/

K's diary というブログを書いています。カテゴリーの中から「人工股関節置換術」「股関節」を選んでいただけると詳しく載せています。入院中も病院からリアルタイムで病状のことなど書いております。よろしかったらご覧ください。

石部先生へ

先生がいらっしゃらなかったら「今」の私はいません。先生に出会えてよかったです。本当にありがとうございました。テレビに先生が出ていらっしゃると手を合わせています。これからも悩める患者さんをお導きください。

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