ishibe Motomi Website
The Specialist of Hip Joint Replasement

プロフィール 手術実績 人工股関節・MIS 表面置換型人工股関節
ナビゲーションシステム よくあるご質問 関連記事について 股関節の運動療法
患者様の声・患者様へのご質問 石部基実クリニック

HOME お問合わせ

患者様の声

※患者さまの写真につきましては、ご本人の了承を得て掲載しております。

Doctor.Physical-therapist.Nuesrへ感謝を込めて

2004.2.24〜3.3入院療養
進藤秀規(札幌市 男 67歳)

(貴院に行き着くまで)がんとの戦い(抗癌剤、胃、肝臓、大腸切除、食道放射線)を克服しながら新たな人生設計を歩みかけた時、襲ってきた末期的な変形性股関節症。手立ても尽き人生に絶望感を抱きかけた時、光明を与えてくれたのは石部Drの情熱的なインフォームド・コンセントとMIS術の魅力であった。

40歳後半頃から、長時間の運動後右足股関節当りや右脚に重苦しさを感じるようになったが、2・3日後には消える事が繰り返されていた。また、時々腰痛にも見舞われ40日間の入院も経験した。その時臼蓋発育不全が判明した。62・3歳頃より右足の重苦しさや腰痛が頻繁に起きるようになり、昨年3月から常時股関節の痛みや右脚の重苦しさで時々杖をついての歩行となった。

体力や筋力のある今のうちに痛みを取り除き、残された数年の人生を充実したいとの思いで4院を受診したが何れも手術の先送りだった。INで全国的な施術病院を調べ、新座病院(さいたま)・柳川病院(福岡)・久木田クリニック(札幌)をピックアップし半年間の移住も含め検討していた。その時、新聞で貴院石部DrのMISを知り、INでMISを施術している平川DrのHPを見、私の求めていた手術だとの確信で貴院を受診した。

石部Drは積極的に私の悩み(上記下線部)に応えてくださり、ほぼ末期の状態である・骨の状態は手術に耐え得る・すぐMISをしましょうとMISの利点や方法を詳しく説明して下さった。Drの個人差にもよろうが、人間を見て病気に対処してくれる姿勢に敬意を表したい。(インフォームド・コンセント=医師の説明を受けた患者が理解し納得して、自発的に受けたいと希望する医療を信頼する医師から受けられるような人間関係の成立)
(手術まで)素早く行き届いた手配、各分野から考察して書かれた冊子と個人向けの緻密な計画書で何の不安も無く準備できた。3泊4日に対する家族や周りの不安。

手術の説明を受けると同時に手術に同意(2003.12.25)。早速今後の予定・費用の件等懇切丁寧な指導が始まり、適切で情熱的な「インフォームド・コンセント」と「医学的侵襲への同意」の瞬間である。身障者手帳の申請方法・更正医療の申請方法・貯血から退院に至るまでのプログラム等、初めての事で驚く事も多かった。しかし、費用負担が少なく大助かりであり、「人工股関節手術をうけられる皆様へ」や個人向けの「人工股関節の手術を受けられる方へ」「手術を受ける患者様へ」等見通しも取れ安心して心の準備が出来た。

すっかり安心して準備に取り掛かる本人の周りは半信半疑の状態で、なだめたり説得するのに苦労した。結果的に1週間の入院に落ち着いたが、一般に認知されていないこの手術にはまだまだ不安な要素が多いと思う。
(手術後2・3日間の状況)無感覚で妙にイズイ脚の処置と睡眠時の枕の位置・足の状態と脱臼の不安が最大の悩み。リハで足の感覚を取り戻した時の喜び・リハに対する意欲の高揚。

25日・・・朝7時から手術準備が始まる。浣腸・衣服の着替え・各注射等、癌手術の時とほぼ同じ。8時45分麻酔薬をうたれて手術室へ移動。このあたりから意識はほとんど無い。午後3時か4時に覚醒する。股関節の部分の痛みは無いが重苦しい感じがし、右足は腰の部分から先が動かせず、足全体の筋肉を押さえつけられ強い緊張で締め付けられているような妙な痛み(極度の緊張感というか突っ張った=こわばった感じ)が襲う。同じ姿勢なので各部が妙なイズサを感じる。
挟んだ枕や右脚の状態によっては脱臼の危険もあることを知り、その夜は不安で殆ど寝むれない状態だった。終いには手術した事を後悔する心境にもなった。患者の精神力が弱いのか、適切なアドバイスが必要か。とにかく、今時最悪一日だった。

26日・・・寝不足と股関節部分の重痛さ・右足のこわばったような痛さで朝を迎える。朝・昼・食は二口位。車椅子への移動の仕方・枕を挟んで横向き・下肢を下ろして座る・ズボン靴下靴の履き方等Nurseの具体的な援助・指導が始まる。午後3時から始めてのリハを受ける。膝から先の持ち上げ・右足全体の持ち上げで血が通っている感じがあり妙な痛みから開放される。平行棒の間を加重して歩いても患部の痛みは無い。股関節ー右足は殆んど動かなかったが血の流れを感じ、右足も体の一部と認識出来る様になった。
その夜、股関節部分が痛み注射をして貰う。痛みはすぐに消滅した。(実感のある足として動かせるので、体の位置補正や足の屈伸が出来心身がリラックス出来るようになった。脱臼々と言われ続けたので、睡眠時の枕や足の位置が気になり熟睡できない。)

27日・・・足や患部の痛みは無いが寝不足な朝を迎える。昨日リハ室で方松葉で移動できる様になり、松葉と歩行器を使えば自由移動が出来る事が分かり、一気に療養の意欲が出てくる。あと問題なのは枕を挟んで脱臼の無い睡眠である。(尿管やドレーンチューブを何時外したのか記憶が無いので、行動の一部に誤りがあるかもしれない。)
(その後)闘病メモより抜粋(重複部分有・日時不明な部分有)

翌日から車椅子乗り降り指導・枕を挟んでの横向き・体の移動と下肢を下ろしての座り・歩行器や杖を使用しての便座の使い方・衣服や靴靴下の着脱法・最も危険な関節角度の姿勢等、さすがに専門的で要所を心得た適宜な指導であった。退院日までに右靴下履き以外は何でも出来る様になっていた。(退院までの間に、出来るだけ自分の力で積極的に足の各部を動かす練習をし、少しでも自分の力で足の位置を変えれたら妙な痛みや脱臼の恐怖から逃れる事が出来ただろう。)

退院翌日脚上げ(無加重SLR)が出来、それ以後足にも自律的に力を入れることが出来るようになり睡眠時の恐怖も無くなった。(気分的かもしれないが、これで筋力や可動範囲の増加に向けたリハビリに専念出来るようになった・)

術足をどれだけ自分の意志で動かせるかという事が不安脱出の手掛かりになる。
手術→翌々日:足や腰は全然動かせず持ち上げも出来ず、寝ている姿勢を変えれず足全体の痛さうずき棒状の異物感等、寝ている時に悩み多し。
翌々日→1週間目:リハビリで筋力トレーニングや可動範囲の増強訓練をしているので足の移動や膝立てが出来、妙な痛さから開放される。脱臼の恐怖はまだあり熟睡出来ない。
1週間目→2週間目:足が自分の意志で自由に動き、そんな姿勢でも力を入れて位置の補正が出来るようになり、体全体から力が抜けてリラックス出来るようになった。
右足加重を意識してリハに励むと、3日に1度は筋肉痛と疲労で休む事あり。PT士
にも1週間単位で変化を考えた方が良いと言われる。(この病気は焦らない事。)
(自宅リハビリにて思う事)無理なことが多いが本当の気持ち。

石部Drの言う3泊4日は可能な事だと思う、ただし、生活様式が完備し・リハビリの具体方針がはっきりしている事が必須条件であると思われる。

3日に1回疲労で休むような自宅リハは考えもの。患者の回復意欲にも影響がある。自宅リハの具体的な指針を受診時にPT士が示してくれたり(3日か1週間分)、リハ記録の評価や反省を行う等の体制が取れないものか。(H・PやTELでも良いが人員整備が無理か。)

自分は遅れていないか・もっと効率的な方法があるのではというジレンマに陥る事がある。患者の会とかH・Pの談話室のような物が必要か。

体を動かす事が少ないので、それぞれの段階で出来る健康管理の方法も知りたい。
【未完・闘病続く】

映像有難う御座いました。生々しい映像でしたが手術の難易度が良く分かりました。また、色々な器具が開発されてのMISという事や、かなり熟練を要する手術だという事も分かりました。
MISでもあれだけ傷めが有るのですから、昔は患者も医者も大変だった事も納得しました。
以後もお体に気をつけられて研鑚され、良き後継者を育てると共にMISを広く普及される事をお祈りしております。感謝!

前へ戻る 上へ戻る
© ISHIBE