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1960年代より、人工股関節置換術は世界的に広く行われる手術になりました。
人工股関節置換術は、変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、関節リウマチなどの疾患による股関節の障害の治療に行われ、世界中で年間およそ50万件行われています。
人工股関節置換術は、大腿骨側と骨盤側の2つに分かれ、コバルト・クロム合金やチタン合金などの金属で作られています。骨盤側は、通常、金属製の殻のなかにポリエチレン製のカップが装着された構造になっています。
人工関節を骨に固定する方法には、骨セメントを使うセメント固定と、骨セメントを使わないセメントレス固定の2つの方法があります。わたくしは骨セメントを使わずに、人工股関節と骨が直接結合する方法を採用しております。

人工股関節置換術には輸血を必要としますが、わたくしの方針として輸血をしないように、手術前から患者様ご自身の血液をあらかじめ貯めておき、手術による出血をすべてご自分の血液(自己血)で補います。術前に貯血したMISの場合、輸血回避率は100%です。(2007年3月31日現在)

手術を受けられる患者様のために、詳しいパンフレットを作成しました。病気や手術法、入院中や退院後の注意点について詳細に書いております。手術を受けられる方、や人工股関節手術についてお知りになりたい方に診察時、お渡ししております。 |